ラブリーベイベー

アイドルとわたし。気付けばアラサーの独身OL

推しのために渡韓した話

自分的には衝撃的事件のため、備忘録として残すことにする。

 

2023年7月初旬、推し=寺園佳汰(ケイタ)くんのために初めて1人で韓国へ行った。そして、推しに遭遇した。

 

 

画面越しのケイタくんは少年らしい可愛らしさがあり、キッズアニメとかコロコロコミックの主人公みたいな、親しみやすさのある少年というイメージだった。

 

初めて間近で推しを見た感想は、

顔が握りこぶしレベルに小さくて、目が大きくてきゅるきゅるしてて、何ていうか美少女だった。こういう表現はあまりよろしくないのかもしれないけど、美少女だった。

ありったけのキラキラを顔面に詰め込みました!みたいな華やかな顔立ちで、全体的に小柄でとにかくめっちゃ可愛かった。天使みたいだった。

 

振り向いたらケイタくんがいたときの視界がキラキラのフィルターに包まれるみたいな感覚を、今でも鮮明に覚えてる。

多分あの瞬間Love so sweet流れてた。

 

まさか、推しに会えるなんて、前のカフェイベントも回ってたしちょっとは期待したけど、でも本当にタイミングが合うなんて思ってなかった。

 

推しに会う=自発的に会いに行くだから、こんな予期せぬタイミングで会えるなんて。

 

オタク人生、何が起きるか分からなすぎる。

 

 

 

今までジャニーズ、ハロプロ、EBiDAN、色んなアイドルのオタクをやってきて、同時進行で色んなグループを掛け持ちしたりして、韓国のアイドルもその1つだった。

何だかんだジャニーズが長かったけど、スキャンダル、解散、あとは音楽をサブスクで聴くようになってから自然と追わなくなって、今はほぼ韓国のアイドルに一本化してる。

 

韓国アイドルは好きになって5年くらい。

BTS、ONEUSと来て、途中SMに行ったりHYBEに行ったりで1〜2年周期くらいで色んなグループ好きになって、最近はSEVENTEENとENHYPENを中心に応援してた。

 

ただ、好きとは言え推しのために韓国語の勉強したりとかはせず(数冊テキスト揃えたものの挫折)、自分が供給を追える範囲で楽しむみたいな感じだったけど、仕方ないというかこういうもんだよなみたいに思ってた。

基本的に人から与えられる情報が全てだから、どこか他所様の家にお邪魔してる感はあったけど、韓国のイベントも行きたいけど行けないとかですらなく、端から選択肢になかった。

日本にだって来てくれるし、自分は韓国に行くとかそういうタイプのオタクじゃないから、みたいな。

 

そんな開き直ったようなオタクだったのに、まさか一人で渡韓することになるなんて、自分自身意外すぎたし、ちょっとした挑戦でもあった。

 

 

これも、オーディション番組 BOYS PLANET(ボイプラ)でケイタくんに出会ったからだ。

 

オーディション番組をリアルタイムで追い掛けてたのはPRODUCE 101 JAPAN(日プ)くらいで、season1も2も推しは出来るものの番組終了後も追い掛けるなんてことはなく。

(JO1は僕らの季節あたりで出戻って今もFC入ってるくらいには好き)

 

「すみませんが元から応援しているグループがあるもので…」とそそくさと退散して、オーディションという企画を楽しむ側の人間だった。

 

それなのに、まんまとボイプラに狂ってしまった。

 

放送中は四六時中ボイプラのことを考えてたし、ケイタくんを熱心に布教出来る知り合いもいないため、いそいそと推しのためにTikTok投稿を始めたりしてた。(何してんだよ)

 

 

まず彼を初めて見たのはJO1のHELLO TOURというMnetのYouTubeチャンネルで配信されている番組で司会をやっているときだった。

 

(オススメの韓国料理を聞かれて、サムギョプサルとチゲという誰でも知っているチョイスをした愛しい生き物)

 

「あら…笑顔の可愛い子ね♪」という第一印象で、元はJO1目当てだったので深く調べたりはせず。

 

そしてボイプラの放送開始を知り、「暇だし賑やかしで見るか!日プのアントニーとかいくみん出るんや!あ、JO1の番組出てた笑顔の可愛い子もおるやん!」みたいなミーハー心で視聴を決定。

 

色々動画を見てて「やっぱりこの子可愛い顔してるわ〜」と思いながら、第1話終了後のTwitterか何かでケイタくんの身長(165cm)を知ることになる。

まさかのここでドボンと沼に落ちてしまった……………^⁠_⁠^

 

いや、せめてパフォーマンスやビジュアルであれよ。

 

そもそも、わたしは何故か昔から推しは身長が低い方が嬉しいタチだ。

人生で初めてFCに入って心酔したのはUVERworldTAKUYA∞(公式168cm)だったし、ココリコ遠藤のこともカッコイイと思っていたため、わたしの中学生の頃の口癖は「168cmが一番好き」だった。

(今Wikipedia見たら遠藤167cmだったけど)

 

そしてアイドルを好きになってからも、中には高身長の推しもいたけど、身長が高いとちょっぴりガッカリしてたし、ビジュアルやフォルムがタイプなのは北山宏光(公式167cm)、ONEUSヨファヌン(公式168cm)あたりだった。

 

ものすごく、分かりやすいと思う^⁠_⁠^

 

ちっちゃくて可愛くて、でも可愛すぎない少年みがあって、頑張り屋さんでパフォーマンスはピカイチ。

あとは我ながらキモいけど、推しに対しては俺が守ってあげな❗みたいな気持ちを持ち合わせてしまっているので。

「わたしのアイドルとしての理想形やん」、こう思ってからはもう、怒涛の勢いで落ちていった。

 

最初のうちのケイタくんは番組からも実力者扱いだったので、「パフォーマンス凄すぎ❗人間的魅力もやば❗てか顔とフォルム可愛すぎる❗」って魅力に気付きやすかったのもあると思う。

最初だけフューチャーしてくれてありがとうねエムネ🎶

 

昔出てたオーディション番組を視聴したり、所属グループCiipherのことも調べたりして、回を重ねるごとに「ここまで好きになったらデビュー出来なかったときにマズイぞ…」というくらいには好きになってた。

 

オールラウンダーで歌も踊りも何でも出来るところがここまで好きになった理由で、ケイタくんのパフォーマンスには絶対的な自信があったので、「身長が惜しい」みたいに言われても「いやいやコレが長所ですから^⁠_⁠^」みたいに最初は思ってた。

でも甘かった。あまり本国の人には刺さらなかった。しかも結構、叩かれ出した。

 

推しに絶対的な非があるわけではないことで叩かれ始めて、最初は本当に意味が分からなかった。でもこういうオーディション中はアンチ含めてオタクは神経質になってるから、アンチに対抗したりせずにひたすら耐えた。

これ以上、悪目立ちさせたくなかったのもある。

 

回を重ねてくたびに自信をなくしていく姿が見て取れて、上手くいかなかったときに諦めたように微笑んでる姿を見ると、「俺が守ってやらねえと❗❗❗」って本気で思った。普通に気色悪いオタクだね。

 

何かでも、そういう弱さを見せられると、好きになっちゃいませんか?

(わたしは「好きになっちゃうだろう?」という楽曲の大ファンです)

 

まぁ、結果はデビューメンバーに選ばれなかった。

最後のメンバーが発表される瞬間、呼ばれてないあるメンバーの名前を会場がコールし始めたとき、推しも一緒にその子の名前を呼んでた。優しいね。いじらしいね。

でも、わたしは最後の最後までデビュー出来るって信じてたよ。

コールされてるメンバーじゃなく推しがここで選ばれたら絶対叩かれるけど、それでも最後までデビューして欲しかった。

 

いつものわたしだったらデビューメンバー決定したら「ハイ、ここで試合終了です」だったけど、全然好きになり過ぎていたので、普通に無理だった。

 

番組終了して2ヶ月、ISOIという超素敵コスメブランドの日本アンバサダーという超絶HAPPYニュースやSNS更新はありつつも、事務所に目立った動きはなく。

 

動きがあるまでは韓国語の勉強するぞ!と思い描いてたけど、まぁ普通に何もせず。

 

そこで、7月は推しの誕生日。

 

韓国には一度だけ行ったことがある。

日本語以外は喋れないし、1回目の韓国は友達に任せっきりで(最悪)、ほとんど何したとか記憶なし。

基本的にインドアで出掛ける予定はアイドルのイベントばかり、国内旅行だって滅多に行かない。

 

そんなわたしが何故1人で渡韓しようと思い立ったと言うと…推しのセンイルカフェを巡るためだった。

 

まず、推しマスターさんの東京でのセンイルカフェ開催を知る

→他に供給ないからオタクっぽいことしたい…関西住みだけどカフェ巡りのために東京行くか><

→え、てか都内行くのも交通費掛かるしそれなら韓国行くほうがよくない!?!ってのが発端。

 

何ていうか色んなタイミングと合ったんだと思う。

ずっと同じ毎日の繰り返しで、何か行動に移したり、変わりたい気持ちがあった。

 

わたしが大好きな曲、春 ビューティフルエブリデイに「今日がこの先の未来より一番若いんだし」という歌詞があるんだけど、まさにこの歌詞に背中を押された。

 

「今この瞬間が一番推しのこと好きだし、今のわたしが一番若いんだ!」みたいな。

 

そんなこんなで翌月のシフト締め切りギリギリでチケットやホテルを予約して、韓国に行くことに決めた。

自分にしては本当に珍しい行動力を発揮した。

 

「推しは推せるときに推せ」って一部のオタクからは顰蹙買ってるけど、個人的にはこの言葉が結構刺さる。

 

飽きやすい性格を自覚してるから、後悔しないように一番好きなタイミングで目一杯応援したいって思うから。

 

結果、韓国語よりも英語が出てくるし普通に日本語で返しちゃうし翻訳アプリも駆使出来ないし極力人と会話したくないって病むし、NAVERマップ慣れるまで時間掛かったしめっちゃ迷ったし韓国の信号機怖いしで1日目はクタクタだったんだけど、

2日目は雨だったけどケイタくんに会えたから、最高の1日になった。

 

そこからのわたしは無敵で、仕事でしんどいことがあっても、振り向いたときのケイタくんの姿が頭を過っていつでも特大笑顔作れるから、本当に強くなった気がする。

 

韓国に一人旅したら自分一皮むけるかも!とか思いがあったけど、普通にケイタくんパワーで無敵人間になっただけで、自分のマインドが何か変わったとかは、正直ない(笑)

 

でもアイドルのパワーって凄くて、こんなにも原動力になるんだなって思う。

 

いつか、ケイタくんのパフォーマンスをこの目で見れますように🍀

ケイタくんが生かしてくれた命ですので、それまでは馬車馬のように働くことにします^⁠_⁠^

 

あとは、韓国の最強ラッパーpH-1とのコラボ曲「Metronome」も最高なので、一生聴いています🎶

https://youtu.be/okrq_EHU5Ps